ジルスチュアートは、とにかく今、日本でバカうけのブランド。数年前にサンエーがライセンス契約をしてから、一気に火がついた。20代前半がメイン顧客だが、40代ぐらいのおばさまたちも、少なからず熱を上げている。人気のピーク時には納品された商品を店員が陳列棚に飾る間に、客が次々と商品を奪っていった、という。そんな噂も大げさではないほどの人気ぶりで、今も商品は常時品薄状態。価格帯がお手頃なのも人気の秘密。ここまでの異常人気は、ロマンチック流行リの日本ならではの現象。ジルスチュアートが世界中でもっともブレイクしているのは日本といっても過言ではない。日本のギャル系ブランドのネタ元となっているため、コピー商品も反乱している。日本のアパレル企業各社は第2のジルを狙って、知名度の低い海外ブランドの発掘に躍起になっている最中。
イタリアに本社を置く世界的なファミリー企業「ベネトン」は、現在四五○○店舗をもつSPAだ。同社の店舗の特徴は、直営店そしてメガストア(大型店)、FC、スポーツ店など多彩である。しかも商品構成は服以外にアクセサリー、アウトドア用品、スキーなどに及んでいる。経営の特色は、ファミリー経営での成功と、物議をかもした宣伝広告にある。現在、オーナーのルチアーノーペネトソ家族で七〇%の株を所有。店舗はパリやイタリアが主体となっている。アメリカでも約六〇〇以上出店し、売上はヨーロッパが七割近く占める。加えて南北アメリカなども主力となっている。とくに日本での出店も積極的である。すでに東京・表参道、神戸、広島に大型店を出店しているほかに、現在計画中のもので二〇〇三年大阪・梅田、京都・心斉橋、加えて二〇〇四年までに全国二〇店近く開設すると発表している。メガストアには婦人、紳士、子供服など四万五〇〇〇点の品目で、しかも一等地でのフルラインによる展開だ。狙いはブランドイメージや知名度アップにある。
スーツ姿、カジュアル双方ともに似合う人は、そうざらには存在しない。強いて挙げれば、あくの強いジヤンーポールーペルモンドとヘルムートーバーガー、もっともハリウッドっぽいロバートーレッドフォードくらいのものである。ただし、ロバートーレッドフォードも、クラシック、カジュアルとも似合うようになったのは、20年程前からのことで、「ホットロック」(1972)時代は、クラシックスタイルはいいところがなかった。双方ともにこなすには年齢も関係があるのだろう。マックィーンは根っからカジュアルウェアがよく似合う。カジュアルウェアがよく似合う役者とは、カジュアルな役者という意味である。だから映画もカジュアルなものがよい。
Copyright (C) WWW.DEQNA.COM. All Rights Reserved.